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【2024年1月】金相場価格デイリーコメント
2024年1月4日(木)9:00
10,366円(0円)
1月3日(水)のNY金先物は反落となりました。公表された12月FOMC議事録への反応は限定的だったものの、外国為替市場ではドルが買われ、金は利益確定の売りが優勢の展開となりました。
2024年1月5日(金)9:00
10,398円(+32円)
1月4日(木)のNY金先物は押し目買いが優勢の展開となり反発となりました。国内では、1月1日(月)に発生した能登半島地震の影響で、日銀のマイナス金利解除観測の後退から円安ドル高が進行し、東京市場ドル円は144円台後半で推移しています。
2024年1月9日(火)9:00
10,310円(ー88円)
1月8日(月)のNY金先物は続落となりました。FRBの利下げが3月に開始されるとの期待から押し目買いで上昇する場面も見られましたが、外国為替市場でドル高に転じると戻り売りが広がり、金価格の上値を抑えられる展開となりました。
2024年1月10日(水)9:00
10,324円(+14円)
1月9日(火)のNY金先物は小幅ながら3日続落となりました。FRBによる早期利下げ観測を受けた押し目買いで底堅く推移するものの、週後半に2つの重要なインフレ指標発表を控え様子見姿勢から、上値も重く戻りは抑えられる展開となりました。
2024年1月11日(木)9:00
10,381円(+57円)
1月10日(水)のNY金先物は4日続落となりました。FRBの利下げ期待が先行し過ぎではとの市場の見方から、米国債の利回り上昇を受けて売り優勢の展開となりました。東京市場ドル円は145円台後半で推移し、円安傾向から国内金価格は前日比で上昇しています。
2024年1月12日(金)9:00
10,377円(ー4円)
1月11日(木)のNY金先物は5日続落となりました。外国為替市場でドルが売られ買い優勢となる場面がありましたが、発表された米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回り、3月利下げは困難との見方から、徐々に戻り売りが強まりマイナスに転じました。
2024年1月15日(月)9:00
10,452円(+75円)
1月12日(金)のNY金先物は反発となりました。発表された米生産者物価指数(PPI)が市場予想を下回ったことで早期の利下げ期待が広がり、米英軍がフーシ派の軍事拠点に空爆を実施し地政学リスクの高まりから、金は大きく買われる展開となりました。
2024年1月16日(火)9:00
10,518円(+66円)
1月15日(月)のNY金先物はキング牧師生誕記念日のため休場でした。国内では、日銀が物価見通しの下方修正を検討との報道を受け、マイナス金利解除時期が春以降になるのではといった見方が出ています。東京市場ドル円は、145円台後半で推移しています。
2024年1月17日(水)9:00
10,510円(ー8円)
1月16日(火)のNY金先物は売り優勢の展開で反落となりました。ウォラーFRB理事による「利下げのペースを慎重に進めるべき」との発言が伝わったことで、米国債の利回りが上昇し外国為替市場ではドルが買われ、金の買いを手控える要因となりました。
2024年1月18日(木)9:00
10,472円(ー38円)
1月17日(水)のNY金先物は続落となりました。市場ではFRBの3月利下げの可能性が大きく後退しているとの見方から米国債の利回りが上昇し、ドル円で一時148円台中盤をつけるなど円安ドル高が進行しています。
2024年1月19日(金)9:00
10,530円(+58円)
1月18日(木)のNY金先物は反発となりました。パキスタンのイラン攻撃を受けて中東情勢の緊迫感が高まったことから、地政学リスクが改めて意識される展開となり、安全資産である金は買われました。
2024年1月22日(月)9:00
10,558円(+28円)
1月19日(金)のNY金先物は小幅ながら続伸となりました。発表された米ミシガン大学消費者信頼感指数は市場予想を上回り、堅調な数値を示す経済指標が続いていることから、早期の利下げ開始は困難との見方によって上値追いには慎重な展開となりました。
2024年1月23日(火)9:00
10,536円(ー22円)
1月22日(月)のNY金先物は反落となりました。米国債の利回り低下から買われる場面がありましたが、FRB高官のけん制発言によって早期利下げ観測が後退し、次第に戻り売りが強まる展開で金価格は軟調に推移しました。
2024年1月24日(水)9:00
10,569円(+33円)
1月23日(火)のNY金先物は小幅な反発となりました。今月末に開催されるFOMCに向けて市場は様子見姿勢が強く、金相場は主だった材料がないことから小動きの展開でした。東京市場ドル円は148円台前半で推移しています。
2024年1月25日(木)9:00
10,476円(ー93円)
1月24日(水)のNY金先物は反落となりました。発表された米総合購買担当者景気指数(PMI)が堅調な結果であったことから米国債の利回りが上昇し、戻り売り優勢の展開となりました。市場ではFRBの3月利下げ確率の低下が伝わっています。
2024年1月26日(金)9:00
10,508円(+32円)
1月25日(木)のNY金先物は小幅ながら反発となりました。発表された米実質国内総生産(GDP)速報値は市場予想を上回ったものの、前回速報値と比べ伸び率の鈍化傾向が見られ、新たな材料待ちの展開から値幅が限定的な相場地合いとなりました。
2024年1月29日(月)9:00
10,537円(+29円)
1月26日(金)のNY金先物は反落となりました。30日〜31日開催のFOMCを控え手掛かり材料難の中、金相場は小幅な値動きに終始しました。発表された米個人消費支出(PCE)がインフレ鈍化傾向を示し、市場では5月の利下げ開始との見方が優勢になっています。
2024年1月30日(火)9:00
10,534円(ー3円)
1月29日(月)のNY金先物は反発となりました。ヨルダン北東部の米軍基地が攻撃され米兵が死亡し、中東情勢の緊迫感が高まる中で米軍の報復攻撃が意識され、安全資産として金が買われる展開となりました。
2024年1月31日(水)9:00
10,555円(+21円)
1月30日(火)のNY金先物は続伸となりました。米軍基地が攻撃され米兵が死亡した問題を受け、バイデン米大統領が対応を決定したとの発表が市場に伝わると、安全資産としての金買いの流れが強まりました。開催中のFOMC結果と議長発言に注目が集まっています。
2024年1月の「金相場価格」マーケットコメント(週間、月間)は、こちらのページに詳しく記載されています
平日は毎日提供している、「金相場価格」2024年1月のマーケットコメント(デイリー)を一覧にまとめました!
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