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【2024年2月】金相場価格デイリーコメント
2024年2月1日(木)9:00
10,556円(+1円)
1月31日(水)のNY金先物は3日続伸となりました。買い優勢の展開で始まったものの、FOMC後の会見でパウエルFRB議長は早期利下げに慎重な姿勢を示し、3月利下げ期待が後退したことから上値も抑えられました。東京市場ドル円は、147円前後で推移しています。
2024年2月2日(金)9:00
10,585円(+29円)
2月1日(木)のNY金先物は小幅ながら4日続伸となりました。前日のFOMCで3月利下げが否定されたことから売り優勢で始まりましたが、外国為替市場で円高ドル安が進行し、金相場は押し目買いに支えられる展開となりました。
2024年2月5日(月)9:00
10,642円(+57円)
2月2日(金)のNY金先物は売り優勢の展開から反落となりました。発表された米雇用統計が市場予想を上回り、FRBの早期利下げ観測が大幅後退、米国債利回りが急伸したことでドル買いが加速し、金は利益確定の売りに押されました。
2024年2月6日(火)9:00
10,588円(ー54円)
2月5日(月)のNY金先物は続落となりました。先週末発表の米雇用統計が経済の好調さを示す結果であったことに加え、パウエルFRB議長がテレビインタビューで早期利下げに慎重との発言が伝わり、利下げは時期尚早といった見方が市場に広がっています。
2024年2月7日(水)9:00
10,596円(+8円)
2月6日(火)のNY金先物は反発となりました。イスラエル首相がイスラム組織ハマスへの攻撃を続ける姿勢を示し、中東情勢の緊迫感の高まりと米国債の利回り低下を受けたドル安の流れから、金は買い優勢の展開で推移しました。
2024年2月8日(木)9:00
10,615円(+19円)
2月7日(水)のNY金先物は小幅ながら続伸となりました。金利やドルが終始小動きの展開となり、売買材料のない日であったことから、大きく変動する場面もなく、金相場の反応は限定的で小幅な推移に留まりました。
2024年2月9日(金)9:00
10,691円(+76円)
2月8日(木)のNY金先物は反落となりました。金融当局者から利下げに慎重な発言が相次ぎ、米国債の利回り上昇やドル高を受けて売り優勢となりました。東京市場ドル円は、節目の150円が目前となる149円台前半で推移しています。
2024年2月13日(火)9:00
10,614円(ー77円)
2月12日(月)のNY金先物は続落となりました。ボウマンFRB理事から利下げ予想は時期尚早との発言が市場に伝わりFRBの利下げ期待が後退、米国債の利回り上昇を受けて金相場は上値重く推移し売り優勢の展開となりました。
2024年2月14日(水)9:00
10,564円(ー50円)
2月13日(火)のNY金先物は4日続落となりました。発表された米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回り、FRBの利下げ観測が後退したことで、日米の金利差が意識され円売りドル買いが加速。東京市場ドル円は、2023年11月以来の円安水準となる150円台後半で推移しています。
2024年2月15日(木)9:00
10,554円(ー10円)
2月14日(水)のNY金先物は小幅ながら5日続落となりました。前日発表の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回り、FRBの利下げ観測後退で先送りされるのではといった見方から、金相場は戻り売りが継続する展開となりました。
2024年2月16日(金)9:00
10,577円(+23円)
2月15日(木)のNY金先物は反発となりました。前日まで5日続落する展開でしたが自立反発の買いと、発表された米小売売上高の減少を受けて金利上昇が一服し、ドルが売られ金相場は押し目買いに支えられる値動きとなりました。
2024年2月19日(月)9:00
10,644円(+67円)
2月16日(金)のNY金先物は続伸となりました。発表された米生産者物価指数(PPI)が市場予想を上回りFRBの早期利下げ期待が後退するも、イスラエル軍がガザ攻撃を強めており地政学リスクが改めて意識され、安全資産として金が買われる展開となりました。
2024年2月20日(火)9:00
10,653円(+9円)
2月19日(月)のNY金先物はプレジデント・デーの祝日のため休場でした。国内の株式市場では、日経平均株価が1989年12月29日に付けた史上最高値38,915円に迫っており、期待感が高まる中でいつ最高値を更新するかに市場の注目が集まっています。 東京市場ドル円は、150円台前半で推移しています。
2024年2月21日(水)9:00
10,673円(+20円)
2月20日(火)のNY金先物は続伸となりました。FOMC議事録公表を控え、利下げ開始時期に対するFRBのスタンスを確認したいとの様子見姿勢が強い中、米国債の利回り低下を受けてドルが売られ金は買い優勢の展開になりました。
2024年2月22日(木)9:00
10,713円(+40円)
2月21日(水)のNY金先物は反落となりました。注目されていたFOMC議事録は、FRBの早期利下げ期待の後退を再確認する内容であったことから、市場では想定内と受け止められています。金相場は持ち高調整の売りが優勢となりました。
2024年2月26日(月)9:00
10,752円(+39円)
2月23日(金)のNY金先物は反発となりました。好調な経済指標とFRBの早期利下げ期待の後退から、米国債の利回り低下を受けてドルの上値を積極的に追う展開には至らず、金相場は堅調に推移しました。また世界同時株高の様相を呈し、米国、欧州、台湾、日本の株価指数が連日史上最高値を更新しています。
2024年2月27日(火)9:00
10,760円(+8円)
2月26日(月)のNY金先物は反落となりました。インフレ指標の発表を控え、米国債の利回り上昇によってドルが買われ、金は売り優勢の展開となりました。東京市場ドル円は、150円台後半で推移しています。
2024年2月28日(水)9:00
10,743円(ー17円)
2月27日(火)のNY金先物は反発となりました。米重要指標の発表待ちで方向感のないレンジ相場内での推移が続いており、ドルが売られる場面での押し目買いが優勢となりました。
2024年2月29日(水)9:00
10,776円(+33円)
2月28日(水)のNY金先物は反落となりました。方向感のないレンジ相場特有の値動きが継続する中、ドル高局面の戻り売りが優勢の展開となりました。神田財務官による円安牽制発言が伝わったものの、外国為替市場への影響は限定的です。
2024年2月の「金相場価格」マーケットコメント(週間、月間)は、こちらのページに詳しく記載されています
平日は毎日提供している、「金相場価格」2024年2月のマーケットコメント(デイリー)を一覧にまとめました!
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